【製造業向け】 業務用3Dプリンター活用ガイド
【製造業向け】 業務用3Dプリンター活用ガイド » 製造現場に活用できる業務用3Dプリンターカタログ » METHODシリーズ[MakerBot]

METHODシリーズ[MakerBot]

MakerBot METHODの公式HPキャプチャ
引用元:CAD Japan.com公式HP
(https://www.cadjapan.com/products/items/makerbot_method/)

予算や用途に応じてえらべる複数のモデルをラインナップ!庫内の温度を自動調整する機能も標準搭載されています。ここでは、MakerBot METHODの産業用(業務用)3Dプリンターの活用事例や強みなどについてまとめました。

MakerBot METHODの
製造向け
活用事例・適用シーン

作業時間やコストの
大幅削減を実現

航空機メーカーでは、MakerBot METHOシリーズの3Dプリンターの導入によって、幾何学的かつ緻密な航空部品のサンプルパーツ内製化を実現。導入の決め手となったのは、同社が必要としていた迅速かつ繰り返しプリントができる性能にあったようです。これにより、サンプルパーツ調達のリードタイム短縮と試作コスト96%の削減に成功しています。

※参照元:丸紅システムズ公式HP(https://www.marubeni-sys.com/3dprinter/products/makerbot/case/jamco/

【目的別】産業用(業務用)おすすめ
3Dプリンター3選を見る

MakerBot METHODの
強み・できること

複雑形状の3Dプリントにも
対応可能

MakerBot METHODは、MakerBot社のベストセラー製品Replicatorシリーズの操作性をそのままに、高いAM技術をもつStratasys社から提供されたテクノロジーを搭載したモデルです。

全部で4タイプの製品がラインナップされており、予算や用途に応じて選ぶことができます。水溶性のサポート材を使用するため、入り組んだ形状の3Dプリントも行うことができます。

造形エリア内の温度を
一定に保つ機能を搭載

全モデルに加熱式ビルドチャンバーとデュアルヘッドを標準搭載。造形エリア内の適切な温度管理を実現し、加熱による造形物の反りや熱収縮を抑えながら高速な造形を行うことが可能です。

また、フィラメント切れや詰まりを検知するセンサーも内蔵しているので、品質を損なうことなく3Dプリントを行うことができます。

カーボン素材を扱える
モデルも登場

2020年にはMETHODシリーズにカーボン素材に対応したモデル「MakerBot METHOD Carbon Fiber Edition」が登場。ナイロンベースの素材「MakerBot Nylon Carbon fiber」と組わせて使用することで、強度・剛性・耐性を兼ね備えた造形物を製作できます。

この他に100℃のヒートチャンバーを搭載したタイプの製品も用意されています。

MakerBot METHODは
こんなケースにおすすめ

小サイズの造形にぴったり

プラスチックやナイロンなどの樹脂素材に加えて、カーボン素材に対応したモデルもあるため、産業用として幅広く活用ができます。全モデルともデスクトップ型の製品となっており、置き場所にも困りません。

造形エリアがコンパクトであるため、ちょっとした試作品などの3Dプリントに適していると言えるでしょう。

MakerBot METHODの
製品仕様

現場の課題別
産業用(業務用)3Dプリンター3選

外注待ちの長さ、ブレによるスピードの上げづらさ、大型・耐熱部品の作りにくさは、現場の生産性を下げます。 産業用(業務用)3Dプリンターを選ぶ際には、各課題解決に適した機能特徴を持つ製品を選ぶようにするとよいでしょう。ここでは、主な製造現場の課題別に、おすすめの製品を紹介します。

自動車メーカー
生産技術部向け
GX-1000シリーズ
(キーエンス)
GX-1000シリーズ(キーエンス)
引用元:KEYENCE
(https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/gx-1000/)
専門知識不要で高機能な
治具を今日すぐに作りたい
  • CAD読み込みと材料選択だけで温度も自動調整、交替要員や新任でも迷わず当日造形でき、ライン停止時間を短縮できます
  • ESD・難燃・耐薬品の材料を用途ごとに指定でき、自動車の電装・塗装・洗浄ラインでの使用可否を事前にルール化しやすく、判断基準を統一して属人化やばらつきを防げます

公式サイトで
詳しく見る

電話で問い合わせる

特徴を詳しく見る

電機メーカー
SI部門向け
Mark Two
(Markforged)
Mark Two(Markforged)
引用元:Markforged
(https://markforged.com/jp/desktop-series)
軽くて強いアーム先端で
ブレを抑えたい
  • 本機の連続繊維強化造形で軽量・高剛性のアーム先端を内製でき、加減速時の振れを抑えて作業のズレを減らせます
  • ナイロン系ベースに高強度繊維を積層して丈夫に作れ、先端の交換回数を抑えて運用を安定させられます

公式サイトで
詳しく見る

特徴を詳しく見る

航空宇宙/大型筐体
量試生産チーム向け
Fortus 900mc
(Stratasys)
Fortus 900mc(Stratasys)
引用元:Stratasys
(https://support.stratasys.com/jp/printers/fdm/fortus-900mc-f900)
大きい・熱に強い部品を
分割せず一度で作りたい
  • 914×610×914mmの造形室で大きな部品を一度に作れ、分割・接着工程を減らして工数と納期を短縮できます。躯体の剛性・気密も確保しやすいです。
  • 高温・難燃グレードの樹脂に対応し、高温環境向けの治具や最終部品の品質が安定し、環境試験・耐熱要件にも合わせやすいです。

公式サイトで
詳しく見る

電話で問い合わせる

特徴を詳しく見る