Infinity 3dシリーズの「Infinity X2 Pro」は、動作のスピードと安定性の両方を実現する独自の機構によって、造形品質を追求できるのが魅力となっています。ここでは、Infinity X2 Proの業務用3Dプリンターの活用事例や強みなどについてまとめました。
活用事例・適用シーンは見つかりませんでした。
プリントの精度に影響を与えるZ軸で多くシェアを誇るTHK製のボールねじとリニアガイドをInfinity X2 Proに採用したことで、シャフト利用の3Dプリンターよりも安定した動作を実現。造形時のブレやズレが低減されるため、特に大型の造形を行う際に安定した精度を出せるのが魅力です。
また、XYの機構にCORE XYを採用してプリント速度も強化。精度に影響を及ぼすベルトについてもGATES UNITTA ASIA社の日本製ベルトを搭載しており、スマホのチューニングソフトを使ってプリントに適した張り調整が簡単に行える仕様となっています。
滑らかな動きに欠かせないステッピングモーターは、回転角度0.9°ものを搭載。1.8°の3Dプリンターも少なくない所、Infinity X2 Proのプリンターではさらにその上の滑らかな動きができるステッピングモーターを搭載させています。またモーターも57mmと従来よりもサイズアップさせ、長時間稼働による熱の影響を低減できるのもポイントです。
Infinity 3dの販売元であるMicroboards Technology Incでは、Infinity 3dの無償サンプル作成サービスを提供。導入前に造形物の仕上がりを直接確認できます。また導入の際には、3Dプリンターの設置や設定、操作説明までサポートしてもらうことも可能です。
対応エリアは北海道から九州まで、全国に幅広くサポートを提供しています。
Infinity X2 Proは、Infinity 3dシリーズの中でも比較的大きな造形物に対応した3Dプリンターです。サイズが大きめであっても、緻密かつスピーディーに造形を行えるのが特徴となっているため、品質を追求したい企業に適していると言えます。素材も幅広く対応できるため、さまざまな造形ニーズに応じることができるでしょう。
製造の目的・工程に合った3Dプリンターを導入することで、コスト短縮や納期短縮、生産性の向上といったメリットが得られるでしょう。ここでは、目的別におすすめの業務用3Dプリンターをご紹介します。
高精度造形で、温度差による歪みや反りもなく、現場での設備や治具作成に最適。高コストかつ複雑な自動車・電子製品の製造工程で、確実・迅速な現場改善や、組立性向上も実現。
日用品・食品など消費材の大量生産にも長く耐えられる主力複合基材をラインアップ。金属に代わる強度性能を持つ治具を製造・使用できるようになり、交換効率を向上できる。
大型部品の製造工程で必要とされるような、構成する部品点数が多い大型治具を軽量化し、一括造形することで、生産効率を高められる。部品によっては最終製品として使用も可能。
■おすすめの理由:Googleにて「業務用3Dプリンター」で検索上位の32社より、下記理由より選定(2024.3.20時点)
・アジリスタ…調査した3Dプリンターのうち、インクジェット方式で積層ピッチが最小の特徴を持つ製品
・Mark Two...調査した3Dプリンターのうち、繊維素材で高い強度を誇るカーボンファイバー素材を使用できる製品
・BIG PAD...調査した3Dプリンターのうち、樹脂素材で生産できる造形可能サイズが一番大きい製品品