Zmorph Fabは、3Dプリント以外にもこの1台でさまざまな加工を行えるマルチさが特徴となっています。ここでは、Zmorph Fabの業務用3Dプリンターの活用事例や強みなどについてまとめました。
活用事例・適用シーンは見つかりませんでした。
ポーランドの企業Zmorph社が提供するオールインワンタイプの3Dプリンター。日本では名古屋のAyard社が正規販売代理店として製品を取り扱っています。3Dプリント、CNCフライス加工、およびレーザー彫刻の3つの加工をこの1台で行うことができます。
また、マルチカラーのスライサーソフト「Voxelizer」が無償で付いているため、一つのプラットフォーム上で3つの作業を制御。各作業のワークフロー管理も手間がかからず簡単です。
ツールヘッドやワーク台の取替もワンタッチで行えるので、1分とかからずスムーズに作業の切り替えが可能です。直感的なUIで初心者でもスムーズに操作に馴染めるよう設計されています。
また、気になる機械音に関しても、高品質な電子機器にプログラミングされたドライバーの組み合わせによって、騒音が低減されているのもポイント。ストレスの少ない操作性に加え、快適な作業環境も実現できるでしょう。
PCなどのエンプラ素材からCNC用の軟質金属や硬質プラスチックなど、50種類以上の素材に幅広く対応しています。様々な加工を実現できるのも魅力と言えるでしょう。
また、高トルクCNCフライス加工や高速3Dプリントによるマシンの劣化を抑えるために、本体にアルミニウム構造を採用。さらに、密閉型ビルドチャンバーを取り入れて、安全に配慮しながら作業が行えます。
Zmorph Fabは、1台でCNCスライス加工やレーザー彫刻の加工に対応しており、業種・業界を問わず幅広い用途で活用することができます。また、数十種類の素材に対応しているため、迅速に試作品を製作するラピッドプロトタイピングや、部品の少量生産が多い企業にも適したモデルと言えます。
製造の目的・工程に合った3Dプリンターを導入することで、コスト短縮や納期短縮、生産性の向上といったメリットが得られるでしょう。ここでは、目的別におすすめの業務用3Dプリンターをご紹介します。
高精度造形で、温度差による歪みや反りもなく、現場での設備や治具作成に最適。高コストかつ複雑な自動車・電子製品の製造工程で、確実・迅速な現場改善や、組立性向上も実現。
日用品・食品など消費材の大量生産にも長く耐えられる主力複合基材をラインアップ。金属に代わる強度性能を持つ治具を製造・使用できるようになり、交換効率を向上できる。
大型部品の製造工程で必要とされるような、構成する部品点数が多い大型治具を軽量化し、一括造形することで、生産効率を高められる。部品によっては最終製品として使用も可能。
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・アジリスタ…調査した3Dプリンターのうち、インクジェット方式で積層ピッチが最小の特徴を持つ製品
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