【製造業向け】 業務用3Dプリンター活用ガイド

ものづくりを加速する!
【目的別】業務用3Dプリンター
比較ガイド

製造業では、多様化するニーズへの対応や生産性の観点から、開発・設計をはじめ、製造・加工現場においても、業務用3Dプリンターの活用が注目されています。
一方、業務用3Dプリンターには多様な価格帯・機能を持つ製品があり、導入したのに「精度が出せない」「使いづらい」といった理由でうまく活用できていないケースもあるようです。
このサイトでは、製造業向けにおすすめの業務用3Dプリンターを目的別に厳選して、ご紹介します。

目次

現場の課題別
産業用(業務用)3Dプリンター3選

外注待ちの長さ、ブレによるスピードの上げづらさ、大型・耐熱部品の作りにくさは、現場の生産性を下げます。 産業用(業務用)3Dプリンターを選ぶ際には、各課題解決に適した機能特徴を持つ製品を選ぶようにするとよいでしょう。ここでは、主な製造現場の課題別に、おすすめの製品を紹介します。

自動車メーカー
生産技術部向け

GX-1000シリーズ
(キーエンス)

GX-1000シリーズ(キーエンス)
引用元:KEYENCE
(https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/gx-1000/)
専門知識不要で高機能な
治具を今日すぐに作りたい
  • CAD読み込みと材料選択だけで温度も自動調整、交替要員や新任でも迷わず当日造形でき、ライン停止時間を短縮できます
  • ESD・難燃・耐薬品の材料を用途ごとに指定でき、自動車の電装・塗装・洗浄ラインでの使用可否を事前にルール化しやすく、判断基準を統一して属人化やばらつきを防げます

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電機メーカー
SI部門向け

Mark Two
(Markforged)

Mark Two(Markforged)
引用元:Markforged
(https://markforged.com/jp/3d-printers/mark-two)
軽くて強いアーム先端で
ブレを抑えたい
  • 本機の連続繊維強化造形で軽量・高剛性のアーム先端を内製でき、加減速時の振れを抑えて作業のズレを減らせます
  • ナイロン系ベースに高強度繊維を積層して丈夫に作れ、先端の交換回数を抑えて運用を安定させられます

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航空宇宙/大型筐体
量試生産チーム向け

Fortus 900mc
(Stratasys)

Fortus 900mc(Stratasys)
引用元:Stratasys
(https://support.stratasys.com/jp/printers/fdm/fortus-900mc-f900)
大きい・熱に強い部品を
分割せず一度で作りたい
  • 914×610×914mmの造形室で大きな部品を一度に作れ、分割・接着工程を減らして工数と納期を短縮できます。躯体の剛性・気密も確保しやすいです。
  • 高温・難燃グレードの樹脂に対応し、高温環境向けの治具や最終部品の品質が安定し、環境試験・耐熱要件にも合わせやすいです。

公式サイトで
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現場の課題別
産業用(業務用)3Dプリンターを詳しく解説

自動車メーカー
生産技術部向け

GX-1000シリーズ(キーエンス)

GX-1000 シリーズ(キーエンス)
引用元:KEYENCE
(https://www.keyence.co.jp/products/3d-printers/3d-printers/gx-1000/)

GX-1000シリーズがおすすめな理由

設定は自動最適化で迷わない
新任でも当日造形可能

CAD読み込みと材料選択だけで開始可能。初層合わせは装置の自動キャリブレーション機能で対応し、庫内・ベッドの温度管理は装置の温調制御機能で対応します。さらにGX Slicerの材料プロファイル機能で推奨温度・速度を呼び出せるため設定の迷いを抑制。新任でも当日造形しやすく、試し出力や段取りの手戻りを減らせます

用途別材料の指定で判断を事前に揃え
ラインの品質・安全運用を支援

ESD・難燃・耐薬品などの機能材料を公式ラインアップ。工程(電装・塗装・洗浄など)ごとに採用材料と想定用途を先に定めておくことで、各ラインの「使用可否」を社内基準に沿って前もって可視化できます。指定材料と推奨造形条件を工程票・作業標準へ明文化し共有すれば、部署やシフトが替わっても判断がぶれにくく、属人化やローカルルールの増殖を抑制。結果として、日常の申請・承認や監査時の説明が行ないやすくなり、品質・安全の維持に寄与します。

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GX-1000シリーズの製品仕様

方式 FFF(熱溶解フィラメント製法)
積層ピッチ 最小50μm(デフォルト200μm)
素材 【モデル材】GX-M1/GX-H1/GX-T1/GX-F1/GX-E1 【サポート材】GX-S1
造形サイズ 400×300×300mm(シングル時)/345×300×300mm(デュアル時)

GX-1000シリーズの開発元について

株式会社キーエンスは、1974年の設立以来、付加価値の高い商品で「ものづくり」を支えているファクトリー・オートメーション総合メーカーです。ただ商品を販売するのではなく、現場に赴き、課題を見つけ出し、それらを解決に導くソリューションを提供しているのが特徴です。
自動車や半導体、電子・電気機器、通信、機械、科学、薬品、食品など、幅広い業界で事業を展開。全世界で35万社以上※と取引を行なっています(2024年5月調査時点)。

会社名 株式会社キーエンス
所在地 大阪府大阪市東淀川区東中島1-3-14

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電機メーカー
SI部門向け

Mark Two(Markforged)

Mark Two(Markforged)
引用元:Markforged
(https://markforged.com/jp/desktop-series)

Mark Twoがおすすめな理由

連続繊維で“軽くて強い”先端
速い動きでもブレ抑制に寄与

Mark Twoの連続繊維強化(CFR)は、微細炭素繊維を含むナイロン系Onyxの内部に連続カーボン等を造形中に敷設。樹脂の軽さと金属に近い剛性を両立したアーム先端(エンドエフェクタ)を内製できます。軽量・高剛性化は先端のたわみやビビりの抑制に寄与し、ピック位置のズレやリトライ発生を減らしやすく、教示軌跡の再現性を確保しやすくなります。結果として搬送速度・加速度のマージン拡大も狙えます。※効果は荷重・設計・条件に依存します。

Onyx+連続繊維で“丈夫に長く”
交換・再調整の手間を抑制

Onyxベースに連続カーボン/ガラス繊維/HSHTガラス繊維/ケブラーを用途に応じて積層でき、耐衝撃・耐摩耗・ねじり剛性のバランスを取りやすい先端を一体構造で作成可能です。衝突や擦過に対するタフさが向上し、先端破損や歪みによる交換・芯出し・ティーチのやり直しを抑えやすく、段取り時間・予備品在庫・保全工数の低減に寄与します。長期的なTCO抑制を狙える構成です。※効果は使用環境により変動します。

Mark Twoの機能を
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Mark Twoの製品仕様

方式 連続繊維強化材(CFR)
積層ピッチ 100~200μm
素材 Onyx™、Nylon、Smooth TPU 95A、Precise PLA、カーボンファイバー、ファイバーグラス、Aramid Fiber (Kevlar®) ケブラー、HSHT ファイバーグラス
造形サイズ 320mm×132mm×154mm

Mark Twoの開発元について

Mark Twoを開発・製造しているのは、アメリカ・マサチューセッツ州に本社を置くMarkforged(マークフォージド)社です。「積層造形が製造業界全体を変革できる」という理念のもと、2013 年に設立されました。
非常に強度の高いパーツの試作品や量産品も出力可能な3Dプリンターを手頃な価格で提供。自社工場ではOnyx 、連続カーボン ファイバー、金属など3Dプリンターに使用する材料の製造も行っています。

会社名 マークフォージド・ジャパン株式会社
所在地 東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア11階

Mark Twoについて
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航空宇宙/大型筐体
量試生産チーム向け

Fortus 900mc(Stratasys)

Fortus 900mc(Stratasys)
引用元:Stratasys
(https://support.stratasys.com/jp/printers/fdm/fortus-900mc-f900)

Fortus 900mcがおすすめな理由

大型一体造形で工程集約・短納期化に寄与

914×610×914mmの造形室で大型治具や筐体を一体造形。分割・接着・後加工の前提が減り、工程集約により手戻り低減や短納期化に寄与します。層厚は用途・材質に応じて切替えでき、スパース(中空)や充填率の選択で軽量化と剛性の両立も可能。複数部品の同時出力で治具セットや予備もまとめて確保しやすく、突発交換時の備えも取りやすくなります。試作から生産準備まで同一装置で前倒ししやすい点も強みです。

高温・難燃材に幅広く対応し、
耐熱工程でも安定運用

9 ULTEM™ 9085/1010、PPSF、PC-ISO、Nylon 12CF、Antero(PEKK)など高温・難燃グレードに対応。加熱チャンバーと材質に応じたサポート(可溶/ブレークアウェイ)を組み合わせ、反り抑制や寸法安定に寄与します。塗装乾燥炉周辺など熱負荷の高い工程でも、治具の形状保持や耐久を確保しやすく、評価要件に合わせた材料選択で試作から最終用途部品まで一貫運用が可能。環境試験・耐熱要件への適合検討も進めやすい構成です。

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Fortus 900mcの製品仕様

方式 BASSサポート方式、WaterWorksソリュブルサポート方式
積層ピッチ 0.127 / 0.178 / 0.254 / 0.330 / 0.508 mm※材料により異なる
素材 ASA、ABS-M30、ABS-M30i、ABS-ESD7、PC、PC-ISO、PC-ABS(黒)、Nylon6、Nylon12、Nylon12CF、ULTEM9085、ULTEM1010、PPSF、ST-130、Antero 800NA、Antero 840CN03
造形サイズ 914×610×914mm

Fortus 900mcの開発元について

Fortus 900mcを開発・製造しているのは、1989年に米国ミネソタ州で創業された大手3Dプリンタメーカー・ストラタシス社です。2012年にイスラエルの同業大手オブジェットと合併。日本では2012年7月に株式会社ストラタシス・ジャパンを設立しました。多種多様な3Dプリンターをラインナップしており、試作用途からデザイン検証、実用部品の製造など数多くの現場で活用されています。

会社名 株式会社ストラタシス・ジャパン
所在地 東京都中央区新川2-26-3 住友不動産茅場町ビル2号館8階

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製造現場に活用できる
産業用(業務用)3Dプリンターカタログ

国内外の製造業向け産業用(業務用)3Dプリンター製品を紹介。機能特徴や導入事例、製品スペックなどを一覧でまとめています。3Dプリンター導入を検討の際に、ぜひチェックください。

引用元:キーエンス公式HP
(https://www.keyence.co.jp/ss/products/3d-printers/agilista/)

15㎛の緻密な積層ピッチで、高精細造形を実現。組立て確認まで手間なく行え、手戻りを最小に抑えられます。水溶性サポート材を採用しており、後処理にも手間がかかりません。

アジリスタのスペック

  • 方式:インクジェット方式
  • 積層ピッチ:15㎛
  • 素材:樹脂、ゴム
  • 造形サイズ:297×210×200㎜(A4サイズ×200㎜)

引用元:Markforged
(https://markforged.com/jp/3d-printers/mark-two)

扱いが難しいとされるカーボン素材を使って3Dプリントができるモデル。この他にも特殊素材の扱いが多いのもポイントとなっています。

Mark Twoのスペック

  • 方式:熱溶解積層方式(FFF)、連続繊維強化(CFR)
  • 積層ピッチ/Z軸分解能:100~200 μm
  • 素材:カーボンファイバー、Onyx、ファイバーグラス、HSHTファイバーグラス、ケブラー、ナイロン、Smooth TPU 95A、Precise PLA
  • 造形サイズ:320 x 132 x 154 mm

引用元:Stratasys公式HP
(https://www.stratasys.co.jp/3d-printers/printer-catalog/fdm/fortus-450mc/)

航空部品にも使用されているスーパーエンプラをはじめ、多彩な素材を扱うことが可能。性能や品質を求められるパーツや治具などの製作に向いています。

Fortusのスペック

  • 方式:熱溶解積層方式
  • 積層ピッチ:0.330mm、0.254mm、0.178mm、0.127mm
  • 素材:ASA、FDM Nylon 12CF、ULTEM™ 9085、Antero 800NAなど
  • 造形サイズ:406mm x 355mm x 406mm

引用元:AFINIA Japan公式HP
(https://afinia.jp/collections/infinity-3d-printer)

独自の機構を採用したことで、ブレや歪みの少ない安定した稼働を可能に。さらに、CORE XYの採用でプリント速度も高められています。

Infinity X2 Proのスペック

  • 方式:熱溶解フィラメント方式
  • 積層ピッチ:0.01mm
  • 素材:PLA、ABS、PC、PP、TPE、TPU、レジン
  • 造形サイズ:310 x 310 x 260mm

引用元:サンステラ公式HP
(https://sunstella.co.jp/products/creality-k1-max-fdm)

造形速度最大600mm/sを出すことができる高速さが魅力の3Dプリンター。大量印刷のニーズに応じることができます。

Creality K1 MAX FDMのスペック

  • 方式:熱溶解積層方式
  • 積層ピッチ:0.1~0.35mm
  • 素材:PLA/PETG/PVB/TPU/Nylon/ABS/ASA/PC
  • 造形サイズ:300 mm×300 mm×300mm

引用元:システムクリエイト公式HP
(https://systemcreate-inc.co.jp/products/bellulo-2)

広々とした造形エリアが設置されており大型な造形物の印刷が可能。用途に応じてカスタマイズにも対応しています。

Belluloのスペック

  • 方式:熱融解積層方式(FDM)
  • 積層ピッチ:0.05 - 0.4 mm
  • 素材:国産フィラメント(ABS/PLA)、PolyLite PLA、PolyMax PLA(ABSライクPLA)、PolyFlex TPU95(軟質エラストマ系)など
  • 造形サイズ:500×500×500 mm
  • ※上記はBellulo 500の製品仕様です

引用元:CAD Japan.com公式HP
(https://www.cadjapan.com/products/items/makerbot_method/)

カーボン素材に対応したモデルなど全部で4タイプの製品をラインナップ。水溶性サポート材の使用で緻密なプリントにも対応可能です。

MakerBot METHODのスペック

  • 方式:熱溶解積層方式
  • 積層ピッチ:0.02~0.4mm
  • 素材:MakerBot Nylon Carbon Fiber、PLA、Tough(旧Tough PLA)、PETG、Nylon
  • 造形サイズ:(シングル)190mm×190mm×196mm/(デュアル) 152mm ×190mm×196mm

引用元:Stratasys公式HP
(https://www.stratasys.co.jp/3d-printers/printer-catalog/fdm/f123-series-printers/)

Stratasys社製のエントリー型3Dプリンターです。UIが分かりやすく、初めての方でも簡単に扱える操作性の高いモデルとなっています。

Stratasys F123シリーズのスペック

  • 方式:熱溶解積層方式
  • 積層ピッチ:0.330 mm、0.254mm、0.178mm、0.127mm
  • 素材:ABS、ASA、ABS-CF10、TPU 92A、PLA、 PC-ABS、Diran 410MF07、ABS-ESD7
  • 造形サイズ:355×254×355mm
  • ※F370の場合の製品仕様です

引用元:Zmorph公式HP
(https://zmorph3d.com/products/zmorph-fab/)

ボーランドの企業Zmorph 社の製品。この1台で3DプリントだけでなくCNCスライス加工まで行える多機能さが魅力となっています。

Zmorph Fabのスペック

  • 方式:FFF(溶融フィラメント製造)
  • 積層ピッチ:不明
  • 素材:ABS、PLA、PETGなど50種類以上に対応
  • 造形サイズ:235×250×165㎜

引用元:BRULE公式HP
(https://www.brule.co.jp/ultimaker/ultimaker-s7-pro-bundle.html)

複数のスプールを保管できるマテリアルステーションによって自動で連続印刷が可能。素材補充の手間を軽減できるのも魅力です。

UltiMaker S7 Pro Bundleのスペック

  • 方式:熱溶解フィラメント方式(FFF)
  • 積層ピッチ:20~600 um (使用ヘッドにより制限あり)
  • 素材:PLA、ABS、CPE、CPE+など
  • 造形サイズ:330×240×300㎜

引用元:INTAMSYS公式HP
(https://intamsys.jp/funmat-ht-3d-printer/)

4タイプの3Dプリンターをラインナップしており、大型造形にも対応ができます。また、特殊素材も使えるので活用範囲が広いのもポイントです。

FUNMATのスペック 

  • 方式:溶融フィラメント造形法(FFF)
  • 積層ピッチ:0.05~0.3㎜(ただし、0.05㎜は条件付き)
  • 素材:PEEK、PEEK-CF、PPS、PA(NYL)、PA-CF / GF、PC、ABS、PLAなど
  • 造形サイズ:260×260×260㎜
  • ※FUNMAT PRO 610 HTの製品仕様です

引用元:Raise3D公式HP
(https://raise3d.jp/3dprinter/pro3)

日本国内で多数の販売実績をもつ3Dプリンターです。最少積層ピッチが0.01㎜と緻密さが要求される造形にも対応が可能となっています。

Raise3D Pro3シリーズのスペック

  • 方式:熱溶解フィラメント製法(FFF方式)
  • 積層ピッチ:0.01~0.65mm(0.4mmノズルは0.05-0.3mmが推奨)
  • 素材: ABS、PLA、合成木質、PP、PolyCast、PolySmooth、感温性TRF、GreenTEC Proなど
  • 造形サイズ:シングルヘッド造形時300×300×300㎜、デュアルヘッド造形時255×300×300㎜

引用元:FLASHFORGE公式HP
(https://flashforge.jp/product/guider3/)

軽量コンパクトな本体ながら比較的大きなサイズのプリントも行えるプリンターです。Core-XY構造を採用によってプリント速度もUPしています。

Guider3のスペック 

  • 方式:熱溶解積層法(FFF方式)
  • 積層ピッチ:0.05~0.4㎜
  • 素材:ABS/PLA/PC/PA/ASA/PETG/PA-CF/PLA-CF/PETG-CF
  • 造形サイズ:300×250×340㎜

引用元:MUTOH公式HP
(https://www.mutoh.co.jp/3d/mf-900.html)

日本国内の3DプリンターメーカーMUTOHの製品です。国産という安心感に加え、手厚いサポートが用意されている点にも注目です。

Value3D MagiXのスペック

  • 方式:熱溶解積層方式
  • 積層ピッチ:0.05~0.4㎜(0.6㎜ヘッドの場合は0.6㎜)
  • 素材:PLA、ABS、TPC、TPU、PAHT、PET
  • 造形サイズ:310×205×230㎜
  • ※Value3D MagiX MF-900の製品仕様です

引用元:Markforged公式HP
(https://markforged.com/jp/3d-printers/metal-x)

金属プリントが行えるタイプのリーズナブルな価格設定の3Dプリンター。金属加工に必要な安全性にも配慮された設計となっています。

Metal Xのスペック

  • 方式:金属 FFF(熱溶解フィラメント製法)
  • 積層ピッチ:50~125㎛(焼結後)
  • 素材:17-4 PH ステンレス鋼(SUS630)、コッパー(銅)、H13 ツール綱 (SKD61)、インコネル 625、A2 (SKD12)、D2 (SKD11)
  • 造形サイズ:300×220×180㎜

引用元:Markforged公式HP
(https://markforged.com/jp/3d-printers/fx20)

Markforged の3Dプリンターの中でも大型造形に対応したモデル。独自のCFR技術搭載によって、耐久性の高い造形物をプリントすることが可能です。

FX20のスペック

  • 方式:熱溶解積層方式,連続ファイバー強化
  • 積層ピッチ:50~250㎛
  • 素材:Onyx™、Vega™、NEW、ULTEM™ 9085 Filament、Onyx FR™、カーボンファイバー、Carbon Fiber FR
  • 造形サイズ:525×400×400㎜

引用元:FLASHFORGE公式HP
(https://flashforge.jp/product/creator4s/)

360℃まで加熱できるノズルを搭載。スーパーエンプラなど幅広く素材に対応でき、なおかつ反りの少ない印刷を実現できます。

creator4Sのスペック

  • 方式:熱溶解積層法(FFF方式)
  • 積層ピッチ:0.05~0.4㎜
  • 素材:PLA、ABS、PETG、PC、PA、ASA、PBAT、TPC、TPE、PVA、HIPS、PA-CF、PETG-CF、PLA-CF、TPU
  • 造形サイズ:シングルエクストルーダー使用400×350×500㎜、デュアルエクストルーダー使用350×350×500㎜

引用元:Nexa3D公式HP
(https://nexa3d.com/3d-printers/resin-3d-printers/nxe-400pro/)

潤滑剤サブレイヤー光硬化技術(LSPc技術)を採用しており、高速プリントを実現しながらも、歪みやブレの少ない印刷品質を確立させています。

Nexa3D NXE 400のスペック

  • 方式:光造形方式(LSPc® 4K)
  • 積層ピッチ:(Z軸解像度)25 µm~200 µm
  • 素材:xABS 3843, xPro 410, xCast, xMed 412, xCE Black, xCE White, xGPP Translucent, xGPP Gray, xGPP Blue
  • 造形サイズ:274×155×400㎜

引用元:Nexa3D公式HP
(https://nexa3d.com/3d-printers/resin-3d-printers/xip-pro/)

独自の造形技術であるLSPc 方式に加えて、7kの解像度を搭載。より精度の高い造形が求められる歯科用の模型製作等にも活用ができます。

Nexa3D Xip Proのスペック

  • 方式:光造形方式(LSPc® 7K)
  • 積層ピッチ:(Z軸解像度)25 µm~200 µm
  • 素材:xABS, xPP, xCE,xFLEX475,xFLEX405, xMODEL15 ,xMODEL17, xPEEK, xCERAMIC,歯科用レジンなど
  • 造形サイズ:292×163×410㎜

引用元:Formlabs公式HP
(https://formlabs.com/jp/3d-printers/form-3/)

Formlabs 社の技術LFS方式を採用したことによって、滑らかな仕上がりを実現。無色レジンを使用した時のクリアさも向上しています。

Form 3 +のスペック

  • 方式:LFS方式
  • 積層ピッチ:25~300㎛
  • 素材:30種類以上のレジンに対応
  • 造形サイズ:145×145×185㎜

引用元:DWS公式HP
(https://www.digitalwax.asia/product/product.html)

ガルバノスキャナー方式で滑らかな表面仕上がりを実現。キャリブレーション不要ですぐに印刷開始ができます。

DWSシリーズのスペック

  • 方式:光造形方式(ガルバノスキャナー方式)
  • 積層ピッチ:0.01~0.10㎜
  • 素材:DWS社の樹脂素材に対応
  • 造形サイズ:100×100×100㎜
  • ※DW 028 XLHRの製品仕様です

引用元:DWS公式HP
(https://www.digitalwax.asia/product/product.html)

DWS社の上位モデルのプリント方式をそのまま踏襲しつつ、低価格帯を実現。細かな積層ピッチで滑らかにプリントできます。

XFABシリーズのスペック

  • 方式:光造形方式(ガルバノスキャナー方式)
  • 積層ピッチ:0.01~0.10㎜
  • 素材:10種類以上の樹脂素材に対応
  • 造形サイズ:直径180㎜×高さ180㎜
  • ※X-FAB 2000の製品仕様です

産業分野別・3Dプリンターによる
製造プロセス改善事例

本記事では、自動車・航空宇宙・医療・建築の各分野からピックアップし、生産性向上・コスト削減・品質向上をどのように実現するか、ケーススタディを通じて詳細に解説します。

自動車

自動車産業において、3Dプリンターの導入は製造プロセスに大きな変化をもたらしています。本記事では、自動車の製造現場における具体的な事例をケーススタディとして紹介します。

宇宙・航空

宇宙・航空産業では、3Dプリンターが複雑な形状の部品製作において重要な役割を果たしています。宇宙・航空の製造現場における具体的な事例をケーススタディとして紹介。

医療

医療機器製造では、3Dプリンターがオーダーメイドの器具やプロトタイプの製作に大きく寄与しています。医療の製造現場における具体的な事例をケーススタディとして紹介。個々の患者に合わせた精密な設計が可能となる方法について詳しく解説します。

建築

建築分野でも、3Dプリンターの新たな可能性に注目を集めています。この記事では、建築の製造現場における具体的な事例をケーススタディとして紹介。

製造現場における
3Dプリンター活用事例

ここでは、製造現場における3Dプリンター活用事例を解説します。

治具の製造

製造業では多品種小ロット化や、寸法精度の高い治具が求められています。このため、3Ⅾプリンターで治具を製作する現場が増えているようです。3Dプリンターで作られた治具の事例や、利用者の声をぜひ参考にしてください。

金型の製造

大量生産に欠かせない金型ですが、金型を作るためには多額の費用がかかるため、費用に見合うだけの生産量がなければ作るのが難しい、といった課題がありました。しかし近年は、3Dプリンターで金型を安価に製作できるようになりました。

ロボットアームのカスタマイズ

製造現場で導入されているロボットアームですが、製造現場によっては「使いにくい」「使いこなせない」「限られた場面でしか使えない」と不満を抱えるケースが多いようです。そこで活用されているのが、3Dプリンターです。

自転車部品の製造・カスタマイズ

細かなパーツを組み合わせて作る自転車は、部品の特注ができるとさまざまな設計が実現します。3D プリンターを活用することで、ニーズに合わせたカスタマイズを提供できるようになりました。修理にも活用されています。

フィギュア製造

複雑なデザインが得意な3D プリンターは、フィギュア製造にも活用されています。従来は製造が難しかったオリジナルフィギュアも、3D プリンターなら低コストで製作可能です。使用できる素材の多さもフィギュアのニーズに適しています。

楽器の製造・カスタマイズ

3Dプリンターを用いて楽器の製造も行われています。ヴァイオリンやサックスなどさまざまな楽器が製造されていますが、中には美しく独創的なデザインを持つものも多くあります。これは3Dプリンターの高い造形力を活かしたものです。

アパレルの製造・カスタマイズ

ボタンなどの製造において、複数のパターンを検証する必要がある場合、1つ1つの型を従来の方法で製造すると大きなコストがかかります。しかし3Dプリンターを使うことで複数のパターンを出力し比較できるため、コストを抑えることにつなげられます。

食品業界の製造・カスタマイズ

食品業界では、3Dプリンターを使用することによって複雑なデザイン・繊細なデザインを持つ食品の製造が用意に行えるようになるといったメリットのほか、再現度を高めた上での大量生産を行うこともできるようになります。

スポーツ用品業界の製造・カスタマイズ

スポーツ用品業界においては、個人の足にフィットする専用一体ソールや、スポーツ後の疲労軽減を目的としたサンダル、空気を入れないバスケットボールなどさまざまなところで3Dプリンタの活用が行われています。

鉄道用部品の製造・カスタマイズ

製造から50年経ってなお現役の車両が活躍する鉄道業界では、図面や金型が現存していない古い部品の再生に3Dプリンターが大きく貢献。また設備構築の短時間化や、部品の省コスト化、リードタイム短縮などにも強みを発揮しています。

映画小道具の製造・カスタマイズ

CG技術が大きく進化した現在においても、作品の完成度や観客の感動レベルを大きく左右する小道具。映画界では、ビンテージカーや恐竜骨格の再現、SFヒーローが用いる武器やコスチュームなどに3Dプリンターが活用されています。

都市模型の製造・カスタマイズ

都市模型を3Dプリンターで製作すると、手作業で作るよりも短期間、低コストで自由な縮尺の模型を制作できます。高精度の都市模型は街づくりや防災対策のために活用できます。

アクセサリー鋳造模型の製造・カスタマイズ

アクセサリー鋳造模型をロストワックス製法で行う場合、ワックスを削って成型するためには職人の技術が必要なうえ、細かい複雑な形状は難しくなります。3Dプリンターを使えば幾何学模様のような複雑な模様でも簡単に再現でき、大量生産も容易です。

教材製作の製造・カスタマイズ

3Dプリンターは個別ニーズに柔軟に対応できるので、特別支援教育では触察可能な立体模型を製造して視覚障害児の理解促進に活用しています。身体特性や学習進度に合わせた教材を迅速に作成でき、製造過程を授業に取り入れ、創造性も育めます。

芸術・デザインの製造・カスタマイズ

芸術・デザイン分野では、従来は作成不可能であった表現を現実のものにできます。複雑な幾何学形状や中空構造も短時間かつ実験的反復も容易にできる特徴を活かし、伝統芸術との融合や多次元表現に利用されています。。

玩具の製造・カスタマイズ

玩具業界では、主に試作品の製作やコスト削減、開発スピードの向上に3Dプリンターを活用しています。複雑な構造の玩具パーツを短期間で試作し、コストを抑えることが可能です。限定商品やオリジナルパーツの製造にも活用できます。

バイクの製造・カスタマイズ

バイク業界では、カスタムパーツの製作や試作・プロトタイピング、アフターパーツや廃盤部品の復刻などで3Dプリンターを活用しています。軽量化が求められる部品も高精度に造形できます。低コスト・小ロット生産にも対応できます。

設計開発における
3Dプリンター活用事例

ここでは、商品や部品の試作における3Dプリンターの活用事例を解説します。

3Dプリンターを活用することで、自動車や飛行機のエンジン部分の複雑な形状の部品も容易に制作することが可能です。開発から製作にかかる費用の削減や製作期間の短縮、メンテナンスでの効率化などができるでしょう。

3Dプリンターなら、金型がいらない上、ミクロン単位の穴や中空構造も、組み立てをせずに一体成形することが可能。電子機器に必要不可欠なコネクタベース、半導体チップアレイソケット、半導体ランドグリッドアレイなどの試作品作りに活用されています。

3Dプリンターを活用してドローンを効率的かつ高性能に開発する企業が増えています。3Dプリンターなら、ドローンの試作品を短時間で作り、潜在的なリスクや問題点を洗い出したり、開発コストを削減したり、販売価格を抑えたりすることが可能です。

義手や義足は一人ひとりに合わせて形を整えなくてはならない上、専門の技術者による調整が必要なため、どうしても価格が高くなってしまいます。しかし近年、3Dプリンターを活用して試作を繰り返したり、コストや製作期間を短縮したりする動きが出ています。

家具・インテリア業界では、より個人向けの個性的な家具・インテリアの試作に3Dプリンターを活用しています。3Dプリンターなら、複雑な形状の家具も時間やコストをかけずに作ることが可能となります。

アイウェア業界では、より装着感がよくデザイン性に優れた製品の試作に3Dプリンターを活用しています。個別のカスタマイズに対応すれば差別化が可能。多くのアイデアを試すことでヒット作が生まれるチャンスも増えます。

複雑な形状を短時間で製作できる3Dプリンターは医療機器にも活用されています。緊急時に必要なパーツを製作したり、患者一人ひとりに合う機器を作ったりすることが可能です。効果的な医療提供や患者のQOL向上が期待できます。

航空機器は複雑な形状の部品を小ロットで軽量化しながら作製する必要があります。3Dプリンターは、従来困難だった形状と軽量化の試作に適しています。部品製造のコストダウンやキャビンパーツの作製事例もあります。

建築模型は、設計を具現化するために高い精度とスピードが求められます。3Dプリンターを使えば、CADデータから効率的に模型を製作可能です。創造的なデザインも実現します。部分再現や複数候補の提案にも活用されています。

生産性を高める治具の
チェック・改善ポイント

製造現場での生産性を高めるために欠かせない治具改善。この記事では、精度向上や素材選び、段取り効率、定期的な校正など、製品の品質を高めるための具体的な方法について紹介します。

治具の精度

治具の精度管理は、製造品質と生産効率に大きく影響します。不良率を減少させ製品の信頼性を向上させるための各チェックポイントや、治具の精度を向上させるための具体的な手法を紹介します。

治具のコスト

製造現場の効率を高めるために欠かせない治具。しかし、治具製作にかかるコストも大きな課題です。本記事では、治具のコストを削減するための具体的なポイントや方法について解説します。

治具の素材

治具の素材選びは、その使用環境や目的に大きく影響します。ここでは、軽量で加工しやすいことから、多くの製造現場で採用されている樹脂素材について調査。適切な素材を選びを解説します。

治具の段取り

治具の段取りを効率化し、生産性を大幅に向上させるための具体的な方法を徹底解説。段取り改善の基本手順から内段取り・外段取りの具体的な改善策まで、現場で即実践できるポイントをチェックできます。

治具の校正

校正の重要性や具体的な手順・頻度・管理方法を詳しく解説し、治具の精度を適した状態に保つための実践的なアドバイスを解説。治具の校正について学び、製造プロセスの改善を目指しましょう。

業務用3Dプリンターの基礎知識

現在、さまざまな分野で用いられている業務用3Dプリンター。ここでは、業務用3Dプリンターに関して知っておきたい基礎的な知識について紹介します。

業務用3Dプリンターとは

業務用3Dプリンターは、業務で使用することから高い安定性や品質、精度が求められます。また、脂や金属、シリコーンゴム、UVアクリル樹脂など時幅広い工業用材料を用いることができる点も特徴のひとつといえます。

熱溶解積層型のメリットと特徴について

熱溶解積層型3Dプリンターは、樹脂を溶かし積層する方式で、試作から実用部品まで幅広く対応します。金型不要で設計変更を即座に反映できるため、開発スピードが向上。造形条件の最適化を図ることで、さらなる開発期間の短縮とコスト削減を実現します。

粉末固着(接着)方式のメリットと特徴について

粉末固着方式は、粉末に接着剤を噴射し固める高速フルカラー対応の3Dプリント技術です。安価でサポート材が不要なため、複雑な形状も容易に造形可能。外観確認や建築模型など、ビジュアルを重視する試作に最適です。

BMD方式のメリットと特徴について

BMD方式は、金属粉末と樹脂バインダーを混ぜた材料で造形し、脱脂・焼結を経て金属部品を得る技術です。粉末を直接扱わないため材料管理がしやすく、治具や試作の内製化に適しています。ただし焼結炉のガス代や排気設備が必要なこと、および強度面で粉末溶融方式に劣る傾向があることなどの課題もあります。

シート積層法のメリットと特徴について

シート積層法は、薄いシート状の素材を一枚ずつ重ねて立体物を造形する3Dプリンティング技術です。大型試作や多素材の組み合わせに適した技術で、配線やセンサーの組み込みも可能です。ただし積層方向の強度差や廃材発生といった課題にも注意が必要です。

業務用3Dプリンターのショールームとは

業務用3Dプリンターの導入にあたって、実機を見て判断したいという顧客の声に応えるため、ショールームで実際のプリンターを展示している代理店があります。東京や大阪などの大都市圏エリアに設けられていることが多いので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

業務用3Dプリンターの価格相場とは

業務用3Dプリンターの一般的な価格帯は、大きく3つに分類されます。ただし造形方式や造形サイズ、材料、精度、速度、メーカーなどによって価格に幅があるので、価格のみで選ばないように注意しましょう。自社の使用目的に合った3Dプリンターを選ぶことが最も重要です。

業務用3Dプリンター用フィラメントの選び方と種類

業務用3Dプリンターの活用には、用途に適したフィラメント選びが欠かせません。フィラメントには、PLA・ABS・PETG・PCなどの種類があります。耐熱性や強度、造形の安定性、加工性、コストなどの特徴を考慮して選ぶ必要があります。

業務用3Dプリンターのランニングコスト

業務用3Dプリンターのランニングコストは材料費や消耗品費、電気代などといったさまざまな要素で構成されています。このランニングコストは造形方式や使用量によって変わりますので、事前にコストを把握し効率的な運用計画を検討することが必要です。

業務用3Dプリンターのメンテナンス

業務用3Dプリンターを長期的に安定運用するためには日常点検から年次の大規模メンテナンスまでの計画的メンテナンスが欠かせません。それぞれに応じた点検や清掃をきちんと行うことにより、プリント精度を維持しながら故障リスクを大幅に低減することができます。

業務用3Dプリンター選びのポイント

業務用3Dプリンター選びでは、用途を明確化し、必要仕様を整理することが成功の鍵です。造形方式や対応材料、精度・サイズなどの主要スペック、設置環境やコストのバランスを重視し、信頼できるサポート体制も確認しましょう。

業務用3Dプリンター中古について

業務用3Dプリンターを中古で購入すると性能の高い機種でも安価で購入できる、同じ予算で機種を選ぶ幅が広がるメリットがありますが、メーカーサポートが終わっていることもあるため保証体制について確認することが大切です。

業務用光造形3Dプリンターのメリットと特徴について

業務用光造形3Dプリンターは表面が美しく滑らかに仕上がる、早く精度の高い造形ができるため試作品やデザイン確認など様々なシーンで用いられていますが、材料コストが高くなる、太陽光で劣化する恐れがあるなどデメリットがあることも押さえておきましょう。

インクジェット型3Dプリンターのメリットと特徴について

インクジェット型3Dプリンターは、液体樹脂を吐出して紫外線で硬化させる方式を採用しています。高精度で滑らかな造形が可能な特性に加え、高速性にも優れている点が大きな特徴。精密機械部品やモックアップ、医療用モデルなど幅広い試作用途に適していることから、様々な設計・開発現場での活用が進んでいます。

粉末焼結型3Dプリンターのメリットと特徴について

粉末焼結型3Dプリンターは、粉末材料をレーザーで焼結させて造形する方式を採用しています。高強度で複雑形状の部品を一体成形できるため、試作から実用部品まで幅広く活用できる点が特徴。装置コストは高いものの設計自由度が高いことから、航空宇宙や医療分野など幅広い産業で導入が進んでいる状況です。

指向性エネルギー堆積法(DED)のメリットと特徴について

指向性エネルギー堆積法(DED)とは、金属3Dプリンティング技術のひとつであり、レーザーや電子ビームなどで金属製の材料を溶融させ造形を行うというのが特色。従来では困難だった形状の再現や補修が可能となるというメリットが、大きく注目されています。

業務用3Dプリンターの水溶性サポート材について

業務用3Dプリンターでの造形作業に用いられるサポート材のひとつであり、文字通り水で溶かすことができるタイプが水溶性サポート材になります。水道水や超音波洗浄機など浸しておけば除去が完了するので、手作業での時間をかけての除去作業が不要となります。

3Dプリンターのサポート材除去について

フィラメントを材料にもちいるFDM/FFF方式などの3Dプリンターでは、造形作業完了後のサポート材の除去が不可欠となります。一時期までは手作業で除去作業を行う必要があり、時間と労力を要しましたが、近年では容易に除去できるサポート材が登場しています。